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AB独自の音声処理技術

人工内耳を選択するときに最も大事な要素のひとつは、どのような技術が駆使され、聴こえをサポートしているのかということではないでしょうか。

ハイパフォーマンスな聴こえを実現するために、ABは非常に洗練された音声処理方法を行っています。将来的にアップグレード可能なこの技術は、たったひとつのことを念頭にデザインされました。それは、どのような環境下でもベストな聴こえをお子様に提供することです。

優れた技術 = 優れた聴こえ

聴こえにとって人工内耳の性能は需要です。だからこそ、人工内耳でその性能により細かい音の違いを聴き分けられることができるようになるのを目標にABの音声処理技術はデザインされています。コード化法と呼ばれる音声処理方式を多数ご用意し、装用者にはご自分にあったコード化法を選択して頂きたいと考えています。7種類のコード化法をご提供しているのはABだけです。

きめ細かい音の世界を

ABの人工内耳システムは、最も静寂な環境から、うるさくてとても聴こえないといった厳しい環境まで対応できるように開発されてきました。

ナイーダCIは、世界をリードするデジタル補聴器ブランドであるフォナックの技術と、ABの人工内耳技術を合わせて開発されました。

クリアボイス™

自動的に雑音を抑制し、騒音の中での会話認識を向上させます。


ハイレゾ フィデリティ120™

120 のスペクトル帯域を使用し、従来比5倍の高い解像度で音の細部まで忠実に再現するAB独自の音声処理方式です。


オートサウンド™ OS

オートサウンド™ OS機能により、騒音下での雑音抑制処理、風切り音・突発的に生じる不快な衝撃音の軽減を行います。


音楽を楽しむ

カレントステアリング技術とは、2つの電極から同時に刺激を行い、割合を変えて電極間の刺激を行える技術のことです。これは、同時に1つの電極にのみ刺激を行える場合と比べると、装用者に届くピッチ数が増えることを意味します。カレントステアリング技術により、ハイレゾフィデリィティ120TM*と呼ばれる音声処理方式を実現しました。ハイレゾフィデリィティ120TMを使用している装用者は、騒音下での音声の聴き取りにすぐれ、音楽の聴き取りが改善したという研究もあります。10-12

聴こる可能性を広げる

ABは3つの環境においてすぐれているという自主研究があります。・図書館のような静寂な環境、・レストランのようなうるさい環境、・ささやきなのような柔らかい音声。2

ABの高スペクトル解像度は、日々の生活環境での聴き取り改善に貢献します。また、オートサウンドTMOS技術により、音環境によって操作する必要はなくなりました。

就学年齢のお子様は、授業や教室内でのできごとに集中することだけでも大変です。オートサウンドTMがあれば、お子様もお子様の先生も、サウンドプロセッサの設定変更などに気をつかう必要がありません


騒音下での聴き取りを広げる

ABとフォナックの新たなコラボレーションにより、独創的かつ革新的なサウンドプロセッサ「ナイーダ CI」が生まれました。

リアボイスTM*音声処理技術とフォナックのウルトラズームを併用することで、騒音下での聴き取りが大きく向上します。3-5

音声の聴き取りは、会社での会議や教室での学習にどれだけ参加できるか大きなカギになります。この自主研究は、AB装用者は騒音下で音声とグループ内での聴き取りがすぐれていることを示しています。AB独自のオートサウンドTMは、聴き取りの難しい環境に設定を自動的に合わせてくれます。

乳児は、産まれたその日から話すことを覚え始めます。就学時に問題なく学ぶための準備として、3歳になる頃には一日に約30,000言語を聴く必要があります。7 聴取能力ほど重要なことに、パフォーマンスを妥協する必要はありません。お子様には最先端の技術を使用している人工内耳を選択したいと思われるのは当然です。


柔らかい音声の聴こえを広げる

この研究は、ABのインプットダイナミックレンジ(IDR)は現実の環境下での聴こえを広げることを示しています。AB装用者の聴き取りテストにおいて、狭いIDRより広いIDRを使った時の方が、小さい音声の聴き取りがすぐれていました。それだけではなく、電話呼び出し音、車のクラクション、ドアの呼び鈴、目覚まし時計など、生活の警告音の聴き取りもすぐれていました。音楽の聴き取りも同じようにすぐれていました。8


言語発達


この自主研究は、人工内耳使用開始後6か月の子供の聴き取りを比較したものです。AB装用児は、聴き取りと発話の両方ですぐれていました。9

言語発達の大事な時期にこそ、お子様にはたくさんの音を聴く必要があります。


音楽の聴こえを広げる

この研究は、AB装用者が今まで以上に音楽を楽しんでいることを示しています。10, 11 ハイレゾフィデリィティ120TM*は、カレントステアリング技術を使って音楽を楽しむための3要素(音の大きさ、高さ、リズム)をより忠実に表現する唯一の音声処理方式です。IDRとボリュームコントロールが自動的に作動することも音楽の聴き取りに貢献します。耳の開口部に位置するT-マイクTMは、ヘッドフォンを使ってMP3プレーヤーなどの機器の聴き取りをたやすくします。


出典

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Spahr A, Dorman MF, Loiselle LH. 2007. Performance of Patients Using Different Cochlear Implant Systems: Effects of Input Dynamic Range. Ear and Hearing. 28:260-275.

2.

Haumann S, Buchner A, Lenarz Th. Does the Input Dynamic Range of Cochlear Implant Processors Influence Speech Perception in Adverse Listening Situations? Oral Presentation at the 10th International Conference on Cochlear Implant and Other Implantable Auditory Technologies, San Diego, CA. April 10-12, 2008.

3.

Hart B, Risley TR. (1995) Meaningful Differences in the Everyday Experience of Young American Children. Brooks Publishing Co, Inc. Baltimore, MD.

4.

Wolfe J, Mears A. Effect of Input Dynamic Range on Speech Recognition and Music Enjoyment. Poster presentation at the 10th International Conference on Cochlear Implants and Other Implantable Auditory Technologies, San Diego, CA, April 10-12, 2008.

5.

Bevilacqua et al. Auditory and Language Abilities in Children: Comparison of Two Different Cochlear Implant Systems. Poster Presentation at the 10th International Conference on Cochlear Implant and Other Implantable Auditory Technologies, San Diego, CA April 10-12, 2008. 

6.

Quick A, Koch DB, Osberger MJ. HiResolution with Fidelity 120 Sound Processing: Listening Benefits in CII and HiRes 90K Implant Users. Poster Presentation at the Conference on Implantable Auditory Prostheses, July 15-20, 2007, Lake Tahoe, CA.

7.

Mirza S, Douglas SA, Lindsey P, Hildreth T, Hawthorne M. 2003. Appreciation of Music in Adult Patients with Cochlear Implants. Cochlear Implants International. 4(2): 85-95.

8.

Limb C. 2006. Cochlear Implant-Mediated Perception of Music. Current Opinion in Otolaryngology & Head and Neck Surgery. 14:337–340.

9.

Firszt JB, Holden L, Reeder R, Skinner MW. 2009. Spectral Channels and Speech Recognition in Cochlear Implant Recipients using HiRes 120 Sound Processing. Otology and Neurotology 30:146-152.

10.

Brendel M, Buchner A, Kruger B, Frohne-Buchner C, Lenarz T. 2008. Evaluation of the Harmony Sound Processor in Combination with the Speech Coding Strategy HiRes 120. Otol Neurotology 29:199-202.

11.

Oleson J, Lesh S, Gfeller K, Knutson J. The Effect of Advanced Bionics’ HiRes 120 on Self-Report of Music Enjoyment. Poster Presentation at the 10th International Conference on Cochlear Implants and Other Implantable Auditory Technologies, April 10-12, 2008, San Diego, CA.