人工内耳はどのメーカーもプロセッサ(体外機器)とインプラント(体内機器)で構成されています。
しかし、声や音を蝸牛内に伝える方法は各メーカーで異なります。人工内耳はプロセッサで音を電気信号に変換してインプラントに伝え、蝸牛内に信号を送っていますが、この音を信号に変換することを音声処理と言います。ABはこの音声処理に力を入れています。
2009年にABはフォナックと同じSONOVAグループに属したため、音声処理のフロントエンドにフォナックの技術を取り込んでいます。このことにより通信、指向性、雑音抑制機能がさらに向上しました。
二社間での共同研究・開発、技術プラットフォームの共有化を行っています。SONOVAは装用者の方のパフォーマンスを第一目標に技術革新を提供いたします